Google広告のエリア選択
Google広告でのエリアターゲティングの特徴とは?
webプロモーションを行う上で設定する項目の1つとしてエリア(地域)ターゲティングがあります。
これは配信したい地域や、反対に配信させたくない地域を選択出来るものです。
Google広告もYAHOO!広告も若干選択出来るエリアが異なりますが基本は同じです。
エリア選択とセットで考える事
エリアターゲティングではエリア選択と以下の設定が可能です。
※YouTube動画広告では設定出来ません。
①ターゲット地域にいるユーザーと、ターゲット地域に関心を示しているユーザー(推奨)
②ターゲット地域に所在地があるユーザーと、ターゲット地域を定期的に訪れているユーザー
③ターゲット地域を検索しているユーザー ※ディスプレイ広告では設定出来ません。
初期設定では推奨とされる①になっています。
幅広いユーザーに広告展開する場合はこれで問題ありませんが、特定のエリア内にいるユーザーをターゲットとした場合は②が適切と言えます。
①の場合、極端な例えですがアメリカにいる人が「指定したエリアを含む検索」をしたときに広告が表示される可能性があります。
Google広告では座標からもターゲティング出来る
基本的にはGoogle広告管理画面で選択出来るエリアを選びますが、任意の地点から半径○km~といった設定も可能です。
よくあるパターンとしては「店舗から半径5km」などですね。
下記にサンプルとして半径10kmの指定をしてみました。
一見広いエリアに見えますが山や海が多いとターゲットユーザー自体が少なくなります。
中心とする座標周辺の人口が少ないと広告がほとんど表示されない事もあります。
また、半径指定での地域除外は出来ません。
実際に設定してみましょう
まずは地域の編集画面にて「範囲」を選択します。
続いて、初期設定では距離の単位が「マイル」となっていますので「km」にします。
半径何kmなのか数字を記入します。例では「10」にしました。
最後に郵便番号・住所・施設名の何れかをテキスト入力します。
すると該当する候補がプルダウンで表示されますので、目的のものがあれば選択します。
下記の通り、中心点から半径10kmの円が出来ました。
これで問題なければ「保存」をして設定完了です。
今回の中心点(施設)は駅から近い為、例えば下記のように沿線上に複数の範囲を指定する事も有効です。
場所によって徒歩・自転車・自動車・公共交通機関と訪れる手段も異なってくる為、地域選び一つ取ってもターゲットユーザー目線で考える必要があります。
最後に
あまりエリアを狭め過ぎると想定しているより広告が表示されない事があります。
表示機会の損失の点で考えると、地域はある程度広めに設定し、ユーザーの興味関心事やトピックによる自動プレースメントを活用するのも有効な手の1つと言えます。
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